



Team 潜水艦
2025年シーズン、チーム潜水艦は
全8戦・11レースを前後タイヤ3セットのみで戦い切るという明確な方針を掲げ、
シーズンに臨んだ。
これは単なるコスト削減ではなく、
ローコストレースを実践として体現すること、
そして限られたリソースTeam 潜水艦
2025 RS-CUP N125クラス
明智・美浜 Wシリーズチャンピオン獲得
本シーズンの意義
チーム潜水艦は、
この N125クラスの思想を、言葉ではなく結果で体現する ため、
あえて明確な条件を設定し、
限られたタイヤセットのみでシーズンに挑むという選択を行った。
それは、単なるコスト削減ではない
ローコストであること
継続できること
そして、その条件下でもチャンピオンを狙い、獲ること
この三点を同時に成立させることこそが、
N125というカテゴリーが本来目指している姿であると考えた結果の目標だった。
そして、このクラスは、
リターンライダーにとっても、
これからレースを始めようとするライダーにとっても、
始めやすく、無理なく、そして何より楽しく続けられるカテゴリーである。
ライダーは特別な才能を持った選手ではなく、
継続した基礎を積み重ねてきた、ごく普通のライダー。
年齢は50代半ば。
ただ、情熱だけは若い世代にも負けていない※
2025年シーズンは、
その思想を机上の理屈ではなく、
マネージメントと判断によって結果を積み上げることを目的とした挑戦として、
実戦の中で示した一年となった。
明智ヒルトップサーキットと美浜サーキットは、
ポイント体系およびシリーズが異なるため、
それぞれを独立したシリーズとして捉えた。
その上で、
勝利よりもポイントを優先すべき場面と、
勝ち切るべきレースを明確に切り分ける戦略を設定
目標はただ一つ、
両シリーズでのチャンピオン獲得(ダブルチャンピオン)!

この目標に向けて、
タイヤの使用計画、レースごとのリスク管理、
コンディションに応じた判断を積み重ね、
そのすべてを実行に移したシーズンとなった。
チーム潜水艦では
この取り組みが、特定の地域や一部の経験者だけのものに留めるのではなく、
全国のリターンライダー、これから始めるライダーへと広げていきたい
N125というクラスが、
「再び走り出す場所」となり、
「最初の一歩を踏み出す場所」となり、
そして、長くレースを楽しめる土台として、
全国に根付いていくことを願って戦ったシーズとなった。
2025シーズン最終結果
- 明智シリーズ:52pt/シリーズチャンピオン
- 美浜シリーズ:87Pt/シリーズチャンピオン
- 全8戦・11レースを前後タイヤ3セットのみで完遂
2025 RS-CUP N125クラス
シーズン全戦 時系列記録
3月30日|明智ヒルトップサーキット|明智 第1戦
- タイヤ:第1セット目(フレッシュ)
- 結果:1位
- 明智ポイント:10pt
解説
シーズン開幕戦。
年間設計は意識しつつも、タイヤも新品なので最初から勝利を意識して臨んだ一戦。
主導権を握ったままレースをまとめ、最高の形でスタート。
4月27日|美浜サーキット|美浜 第1戦(2ヒート)
- タイヤ:第1セット目(1レース使用済み)
- 美浜チャンピオンシップポイント:27pt
Heat1:1位
Heat2:2位
解説
今季最初の美浜、2ヒート制。
H1で流れを作り、H2は消耗管理を優先。
第1セットを使い切ることを前提に、成立重視の判断。

5月18日|明智ヒルトップサーキット|明智 第2戦
- タイヤ:第1セット目(3レース使用済み)
- 結果:2位
- 明智ポイント:8pt チャンピオンシップ:18pt
解説
ピークを過ぎたタイヤでの一発勝負。
無理をせず、流れを壊さない走りで確実にポイントを積み上げる。
6月22日|美浜サーキット|美浜 第2戦(2ヒート)
- タイヤ:第2セット目(フレッシュ)
- 美浜チャンピオンシップポイント 57pt
Heat1:1位
Heat2:1位
解説
タイヤ第2セット投入。
新品のフレッシュな状態なので、2ヒートを制する予定で走る
この時点で「第2セットで夏を越す」設計が現実になる。
7月13日|明智ヒルトップサーキット|明智 第3戦
- タイヤ:第2セット目(1レース使用済み)
- 結果:2位
- 明智ポイント:10pt チャンピオンシップ:28pt
解説
シリーズ中盤。
フレッシュではないタイヤでも高いグリップの再現性を確認しつつ、次戦の美浜も同一タイヤで戦うべく管理された安定の走りで明智シリーズの軸を維持。
タイヤの持ちに好印象になり次の美浜も路面温度の高い中、良いコンディションで使用できると確認し次戦も同一タイヤで5レース乗り切る決心をする
8月31日|美浜サーキット|美浜 第3戦(2ヒート・最終)
- タイヤ:第2セット(3レース使用済み)
- 美浜チャンピオンシップポイント 87pt
Heat1:1位
Heat2:1位
解説
真夏の美浜最終戦。
タイヤの消耗が最大となる条件下でも集中力を維持し、2ヒートを制覇。
第2セット目で計5レースを走る 美浜4ヒート全勝+明智2位を実証した。

9月14日|明智ヒルトップサーキット|明智 第4戦
- タイヤ:第3セット目(温存していた最終セットを初投入)
- 結果:1位
- 明智ポイント:12pt チャンピオンシップ:40pt
解説
チャンピオンシップに向け、明確に勝利を取りに行った一戦。
序盤から高いペースを維持し、他を引き離すレース展開で主導権を完全に掌握。
このレースは展開関係なく勝利をするためのフレッシュタイヤで挑み
次戦へオールマイティなコンディションで使用できる1レースユーズドタイヤを作成した。
10月26日|明智ヒルトップサーキット|明智 第5戦(最終戦)
- タイヤ:第3セット目(1レース落ち)
- 予選:雨(転倒回避・温存)
- 決勝スタート:6番手
- 結果:1位
- 明智ポイント:12pt チャンピオンシップ52pt
解説
予選は雨のため無理をせず温存。
決勝は6番手スタートながら、最初から勝つつもりで走行。
一気に仕掛けず、
1台ずつ、1対1の勝負を積み重ねる戦略で順番に堅実に前へ。
諦めることなく粘り強く走ることを決め勝利のモチベーションを失うことなく走る決意をした
ここで、雨でも晴れでも最適な1レース落ちタイヤ(3セット目)が機能し勝利。
今シーズン使用タイヤ
- 全8戦・11レースを 前後タイヤ3セットのみで完遂
N125規定のバイアスタイヤを使用 - フロント BATTLAX BT-39SS 100/80-17 52S TL ブリジストン
空気圧 冷間:1.2-1.3kg/cm² 温間:1.4kg/cm² - リア DIABLO ROSSO SPORT 140/70-17MC 66S TL PIRELLI(ピレリ)
空気圧 冷間:1.2-1.3kg/cm² 温間:1.5kg/cm²